もっとも多く選出された自治州はアンダルシアで、11アイテムのワインおよびスピリッツが選出され、続いてガリシアから6アイテム、カタルーニャから5アイテム、ナバラからは3アイテム、カスティーリャ・イ・レオン、カスティーリャ・ラ・マンチャからは2アイテム、そして、カナリア諸島、エストレマドゥーラ、マドリード、ラ・リオハ、バレンシアからそれぞれ1アイテムずつ選出されました。

もっとも得票が多かったのは、2012年、2013年ヴィンテージのヤング赤ワインのカテゴリーで、ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・エストレマドゥーラの Bodegas Habla ボデガス・アブラ（トルヒーリョ／カセレス）の Habla de Silencio 2013で134票を獲得、インターナショナル・ワインジャーナリスト・ライター連盟（FIJEV）賞を受賞しました。続いて得票が多かったのは、ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャの Bodegas Pago del Vicario de Ciudad Real ボデガス・パゴ・デル・ヴィカリオ・デ・シウダー・レアルの Pago del Vicario Petit Verdot Rosado 2014 で101票を獲得、D.O.ヘレス＝マンサニーリャ・デ・サンルーカルの Bodegas Tradición ボデガス・トラディシオンの Palo Cortado Tradición VORS で100票を獲得。ホテル・リッツのベスト・スパークリング賞には、D.O.カヴァでバレンシアのレケーナの bodegas Hispano-Suizas ボデガス・イスパノースイサスの Tantum Ergo Pinot Noir Rosé が選ばれました。

原産地別では、最も多く選出された原産地は4アイテム選出された .D.O.ヘレス＝マンサニーリャ・デ・サンルーカル、続いて3アイテムのD.O.カヴァ、2アイテム選ばれたのはモンティーリャーモリレス、ナバラ、ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ、リアス・バイシャス、ブランデー・デ・ヘレス、オルホ・デ・ガリシア、そして、リオハ、ルエダ、ヴァルデオラス、コンカ・デ・バルベラ、ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・エストレマドゥーラ、ビノス・デ・マドリード、シガレス、イコデンーダウテーイソラ、リベイラ・サクラ、ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カディス、パチャラン・ナヴァロが1アイテムずつ選出されました。また、受賞アイテムのうち4アイテムは原産地なしのアイテムでした。 

スペインワインの産地、品種、テロワールの多様性とその豊かさがよくあらわれた結果となっており、11自治州、19の異なる原産地からの受賞となりました。またヤングワインに多く票が集まったのも今回が初めて。

授賞式は4月10日、コルドバのモンティーリャにて開催予定。

受賞リストはこちら。

［出典 fuente］

www.vinetur.com 2015年1月5日掲載記事（抜粋）

La Asociación de Periodistas elige los Mejores Vinos y Espirituosos 2014