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ワイン用語 Vocabulario de vino

ぶどう品種 Variedades de uva "C-E"

【Cabernet Franc カベルネ・フラン】

黒ぶどう品種。カベルネ・ソービニヨン同様、ボルドーのぶどう品種。カベルネ・ソービニヨンに比べて、優しい味わいのワインとなるが、カベルネ・ソービニヨンに比べて早熟。メンシアと系統が近いと言われている。ガリシアおよびカスティーリャ・イ・レオン、カスティーリャ・ラ・マンチャで多く栽培されている。

 

【Cabernet Sauvignon カベルネ・ソービニヨン】

黒ぶどう品種。フランスのメドック地方のぶどう品種。世界中で栽培されている。人気品種で、特にカタルーニャ、ナヴァーラ、リベラ・デル・ドゥエロに多く植えられているが、その他スペイン各地でも試験的に導入されている。

 

【Caíño Blanco カイーニョ・ブランコ】

白ぶどう品種。希少品種ながら、ガリシア地方の土着品種のひとつ。D.O.リアス・バイシャスの許可品種。 

 

【Caíño Tinta カイーニョ・ティンタ】

黒ぶどう品種。希少品種ながら、ガリシア地方の土着品種のひとつ。D.O.リベイロの主要品種で、D.O.リアス・バイシャスの許可品種。晩熟で、果房の大きさは中くらい、それほど密集していない。果粒の色は暗い青色。

 

【Calagraño カラグラーニョ】

白ぶどう品種。リオハに古くからある土着品種。堅く、粗野な白ワインとなっていたが、熟成に大変適していた。D.O.Ca.リオハ原産地呼称統制委員会は絶滅したとしているが、サン・アセンシオなど、一部のリオハの地域に一部存続している。

 

【Callet カレット】

黒ぶどう品種。バレアレス諸島の土着品種で、希少。樹勢が強く、果房はつまっており、果粒は大きい。ストラクチャーが乏しく、タンニンの多くないぶどうで、アルコール感の強いワインになる。ワインに複雑味をもたらし、樽熟成に耐えられるよう、カベルネやマント・ネグロ、テンプラニーリョなどとブレンドされることが多い。

 

Pedro Álvarez/@ICEX
Pedro Álvarez/@ICEX

【Cariñena カリニェーナ】

黒ぶどう品種。力強いが、バランスのとれたワインとなる。ガルナチャ非常に良く補完し合う。カタルーニャ、ラ・リオハで多く栽培される。ラ・リオハでは、マスエラと呼ばれている。D.O.カラタユ、D.O.コステルス・デル・セグレ、D.O.ペネデス、D.O.タラゴナ、D.O.テラ・アルタの主要品種。

 

【Carménère カルメネール】

黒ぶどう品種。フランスのメドック地方の土着品種で、フィロキセラの影響でヨーロッパ各地に栽培地域を広げている。現在、チリでこの品種の単一品種ワインが大きな成功を遂げている。ボディのしっかりとした、とても色の濃いワインとなり、パプリカのようなグリーンノートのアロマが特徴。この品種は、水捌けのよい土壌を好むため、脱水して栽培されることが多い。

 

【Carrasquin カラスキン】

黒ぶどう品種。アストゥリアスの土着品種で、アロマは弱く、酸もわずかで、色素も薄い。主にロゼワインとなる。

 

【Castellana カステリャーナ】

黒ぶどう品種。カナリア諸島の土着品種。D.O.イコデン・ダウテ・イソラの許可品種。

 

【Cayetana カイェターナ】

白ぶどう品種。多産型の品種。バダホス(99%)、カセレスで栽培されている。

 

【Cencibel センシベル】

黒ぶどう品種。スペイン中央部、南部などで呼ばれるテンプラニーリョの別名。

 

【Chardonnay シャルドネ】

白ぶどう品種。フランスのブルゴーニュの品種。高品質で、とても繊細なぶどうで、アロマ豊かなワインとなり、熟成にも適した品種。D.O.コステルス・デル・セグレやD.O.ナバーラでスパークリングワイン用品種としての使用も検討中。

 

【Chenín Blanc シュナン・ブラン】

白ぶどう品種。フランスのロワール川流域のアンジェ原産。果房の大きさは中くらいで、コンパクト。ドライな白ワインから、甘口ワインにも使われる。キラキラとした緑がかった黄色をしており、ヘーゼルナッツ、スイカズラ、スポンジケーキのアロマをもつ。口に含むと、バランスのとれた酸と、りんごやピーチ、クルミ、ヘーゼルナッツの味わいが広がる。D.O.ペネデス中央部で試験的に栽培されている。

 

【Cigüente シグエンテ】

白ぶどう品種。Doña Blanca ドニャ・ブランカの別名。

 

【Colombard コロンバール】

白ぶどう品種。フランス起源の品種で、フランスでは、Colombar コロンバール、Colombier コロンビエとしても知られ、またカリフォルニアでは、Colombard Francesa コロンバール・フランセサの名で知られる。果房の大きさは中くらいで、長く、円筒形をしており、二重になっていることも多く、果梗は長い。果粒の大きさは中くらいで、短めの楕円形。色は黄緑色で、しっかり熟すと、酸の高いぶどうができる。

 

【Doña Blanca ドニャ・ブランカ】

白ぶどう品種。Moza Fresca モサ・フレスカ、Valenciana ヴァレンシアナ、Cigüente シグエンテなどの別名がある。果房は大きく、密集していない。果粒は大きい。糖度、酸度ともに高いぶどうができる。ガリシア地方のMerseguera メルセゲラの派生種という説もある。

 

【Doradilla ドラディーリャ】

白ぶどう品種。D.O.マラガの北部、マラガ山脈の土着品種。その他のぶどう栽培地域には存在しない。果房の大きさは中くらい。早熟で、多産型の品種。

 

【Espardeiro エスパルデイロ】

黒ぶどう品種。ガリシアの土着品種で、他のガリシアの品種同様高品質なぶどうで、希少品種。D.O.リアス・バイシャスとしても使用される品種。 

 

【Esquitxagos エスキチャゴス】

白ぶどう品種。バホ・エブロ(タラゴナ)やサン・マテオ(カステリョン)で多く栽培されている品種。Merseguera メルセゲラがこれらの地域に根付いた品種と言われている。

 

【Eva エヴァ】

白ぶどう品種。Beba ベバの別名。

 

 

[参照 referencia]www.winesfromspain.com