アルバリーニョとリースリングの飲み比べワイン会を終えて

foto:Green Spain Plus!撮影
foto:Green Spain Plus!撮影
8月30日土曜日、代々木八幡にあるスペインレストラン Ardoak アルドアックにて、Green Spain Plus! × ¡Que aproveche! コラボ企画 アルバリーニョとリースリングの飲み比べワイン会を開催させて頂きました。当日ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!!

 

当日のワインリストはこちら。
 
乾杯:
Mar de Frades Brut Nature NV マル・デ・フラデス・ブリュット・ナトゥレ(D.O.リアス・バイシャス)
 
 
飲み比べ:
Torre la Moreira 2013 トーレ・ラ・モレイラ(D.O.リアス・バイシャス)
Fillaboa Albariño 2013 フィジャボア・アルバリーニョ 2013(D.O.リアス・バイシャス)
Steinberger Riesling 2012 シュタインベルガー・リースリング 2012(ラインガウ/ドイツ)
Marcel Deiss Riesling 2012 マルセル・ダイス・リースリング 2012(アルザス/フランス)
 
 
赤:
Zárate Caiño 2011 サラテ・カイーニョ 2011(D.O.リアス・バイシャス)
Zárate Espadeiro 2011 サラテ・エスパデイロ 2011(D.O.リアス・バイシャス)
 
 
ガリシア地方の代表的白ぶどう品種、アルバリーニョ。アルバリーニョからつくられるワインは、白い花やフルーツなどの豊かなアロマとバランスのよい酸が特徴で、繊細な味わいの高品質な白ワインとなります。国際的にも認知されており、コンクールでの受賞ワインも数多く輩出されており、世界各地で親しまれています。
 
 
今回、このアルバリーニョと飲み比べに選んだのは、アルバリーニョと近いと言われているリースリング。リースリングはドイツ原産の高級白ぶどう品種で、ドイツのほか、フランス、オーストリア、スイス、イタリアのほか、オーストラリアやアメリカでも栽培されている国際品種。今回は敢えて、本家であるドイツの中でも、リースリングワインの銘産地として知られ、また、冷涼なドイツの中でも比較的温暖なラインガウのワインと、ドイツに近いフランスのアルザス地方でつくられるリースリングを選びました。
 
 
Fillaboa フィジャボア、Torre la Moreira トーレ・ラ・モレイラのふたつのアルバリーニョは、産地、サブゾーン、ヴィンテージいずれも同じということで、非常に印象の近いイメージでしたが、どちらも華やかなアロマで、アルバリーニョらしいワインでした。リースリングは、12世紀にシトー派修道士たちによって開墾されたという歴史あるぶどう畑でつくられた、 クロスター・エーバーバッハ州立ワイン醸造所のSteinberger Riesling  シュタインベルガー・リースリング。ほのかな甘みの中に感じる酸がすっきりとした印象を与えてくれ、お食事との相性も良。そして、アルザスの巨匠、テロワールを追求する造り手のJean-Michel Deiss ジャン・ミッシェル・ダイスがつくるリースリング。ビオディナミ農法を実践し、除梗はせずに天然酵母のみで発酵。テロワールが表現された、アロマ、味わいともに豊かでエレガントなワインでした。
 
 
飲み比べの後は、アルバリーニョの産地、D.O.リアス・バイシャスの赤ワイン2アイテムをセレクト。ガリシア土着の黒ぶどう品種、カイーニョ・ティント、エスパデイロの2品種のそれぞれモノセパージュの赤ワイン。酸のしっかりした赤2アイテムは、ご参加頂いた皆さまからも大変好評でした。
 
 
今回のワインに合わせてご用意頂いた、Ardoak 酒井シェフの特別コース、素晴らしかったです。次回ワイン会の予定はまだ未定ですが、また機会を見つけて、企画できればと思います。あらためて、当日ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!!そして、ご協力頂いた、Ardoakの酒井シェフ、Green Spain Plus!さん、インポーターの皆さま、ありがとうございました!!