D.O.アリカンテ、2014年ヴィンテージは3200万キロ、品質はエクセレントの見込み

D.O.アリカンテ、2014年ヴィンテージは32,000,000キロ、品質はエクセレントの見込み (www.vinetur.com)
D.O.アリカンテ、2014年ヴィンテージは32,000,000キロ、品質はエクセレントの見込み (www.vinetur.com)

D.O.アリカンテ原産地呼称統制委員会では、2014年ヴィンテージの収穫高を3200万キロの見込みと発表。これは、4200万キロ超だった昨年と比べると20%減。しかし、これは例年並みの収穫量で、D.O.アリカンテとして登録されている9,500ヘクタール超のぶどう畑の過去5年間の平均収穫量をわずかに下回る程度。

今年は、収穫前に日照りが続き、その分生産量が減少。8月中旬から、ヴィナロポ中央エリアで収穫が始まりました。今週に入り、マリナ・アルタ、ヴィナロポの高地、コンタットなどで、白ぶどう品種の収穫が始まりました。9月初めには黒ぶどう品種の収穫も始まる見込み。天候に恵まれれば、収穫は10月末まで続くでしょう。

 

また、日照りが続いたため、ぶどうの果実の大きさは小さく、数も少なく、しかも、ぶどう樹への水分ストレスが高くなったため、『滴下灌水システムを導入していても、ぶどう樹にとっては非常に厳しい年となりました』と、D.O.アリカンテ原産地呼称委員長のNavarro ナヴァーロ氏。

 

しかし、その分、2014年のぶどうの出来はエクセレントの見込みで、日照りが続いたものの、気温はそこまで高くなり過ぎなかったため、ぶどうが傷むことなく、豊富な日照量を得て、しっかりとぶどうが成熟することができました。また、ぶどう収穫量が減少した結果、凝縮度が増し、ここ数日の夜間の気温の低下により、ぶどうがしっかりと成熟することが期待されます。

 

[出典 fuente]

www.vinetur.com 2014年8月28日掲載記事

32 millones de kilos: Alicante prevé una vendimia de gran calidad

※この記事は、www.vinetur.com の許可を得て掲載しております。

 

 

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