カタルーニャの冬の風物詩といえば『カルソッツ』と呼ばれるネギ。直火で焼いて皮を剝いて特製ソースをつけて食べます。
このカルソッツを食べる食事会やお祭りのことを『カルソッターダ』と呼ぶそうですが、玉川学園前(東京・町田)にあるカタルーニャ料理レストランの CASA MALLA カサ・マイヤさんでは、毎年、カタルーニャスタイルでネギを食べる会“カルソッターダ”を開催しています。
ネギは群馬県下仁田町から直接取寄せた下仁田ネギを使用。直火焼きで黒こげの皮を剥くと、中にはトロッとした甘みたっぷりのネギが顔を出します。これにシェフ特製のロメスコソースをつけて頂くのですが、このソースがこれまた絶品でした。手を真っ黒にしながら、カルソッツをたらふく頂いたあとは、メインディッシュの自家製ブティファラとデザートを堪能できます。
CASA MALLA カサ・マイヤのオーナーシェフを務める増渕 友子氏は、カタルーニャの ELS CASALS エルス・カサルスにてシェフパティシエとして勤務、2009年にはバルセロナで開催された The Best Dessert of Restaurant
2009 レストランデザートコンクールにてファイナル出場を果たすなど活躍。その後、同店の料理担当に移り、メインディッシュのアシスタントを務め、6年4ヶ月に渡り修業を積まれた実力派のシェフ。
『どこにいてもやることは同じ』と、増渕シェフ。CASA MALLA カサ・マイヤでは、増渕シェフが現地カタルーニャでも毎年作っていた、時季や祝日にちなんだお菓子や料理などを提供しているとのこと。6月24日のコカ デサン ジョアン、11月1日の全聖人の日に食べるPanallets パナイェッツや、12月はポルボロンに、カタルーニャの家庭のクリスマス料理などなど、、、カタルーニャの雰囲気を大切にする、増渕シェフならではのメニューが季節ごとに楽しめます。
残念ながら、今年のカルソッターダは終わってしまったそうですが、毎年1月、2月にイベントを開催されるそうなので、お近くにお住まいの方、オススメです。
他にも、地元のお祭りなどに参加したり、料理教室を開くなど、勢力的に活躍されています。
4月26日には3周年を迎えるそうで、今年も3周年記念パーティーを企画中とか。これは楽しみですねっ。
<店舗情報>
カタルーニャ厨房 CASA MALLA カサ・マイヤ
東京都町田市玉川学園2-1-29 グローリア玉川学園1F
tel 042-851-7519
http://casamalla.exblog.jp/i2/
スペインレストラン、バルの広報担当の方、イベント情報がありましたら、ぜひ、ケ アプロヴェーチェまで!
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