“7人の天才シェフ”がビルバオに集結

7人の天才シェフ (www.diariodegaastronomia.com)
7人の天才シェフ (www.diariodegaastronomia.com)

9月にバレンシアで開催されたマオウ-サン・ミゲルグループの7人の天才シェフプロジェクトに出場した、ダヴィッド・ムニョス氏、ミゲル・アンヘル・デ・ラ・クルス氏、ベアトリス・ソテロ氏、ラファ・モラレス氏、アルヴァロ・ガリード氏、アルベルト・ヴェントゥーラ氏、ディエゴ・デル・リオ氏が、今度はビルバオに集結、11月10日にビルバオ・エキシビジョン・センターで開催される第3回ピンチョ・フェリアで再びその腕をふるいます。

この7名のシェフは、観客の前でマオウ-サン・ミゲルグループのビールと合うピンチョをつくります。また、今回このピンチョ・フェリアで最高のピンチョを選ぶ審査員を務めます。優勝者には3,000ユーロ、2位は1500ユーロ、3位は500ユーロの賞金が用意されています。1位に輝いた店舗は、次回のマドリード・フシオンのタパス・デザイン・コンクールに参加する権利も得られます。

 

7人の天才シェフ

David Muñoz ダヴィッド・ムニョス/Restaurante Diverxo レスタウランテ・ディヴェルショ(マドリード)

同僚からその腕を認められ、国立ガストロノミーアカデミーでベストシェフ賞を最年少で受賞したシェフ。現在は、ミシュランの星が2つ、レプソルの太陽を3つ保持、彼の才能は2008年のマドリード・フシオンで思いがけない活躍をしたシェフとして認められ、確固たるものとなりました。彼のお店であるレスタウランテ・ディベルショは、これまでにはない独自の考えに基づく独自の世界として認められています。

 

Miguel Ángel de la Cruz ミゲル・アンヘル・デ・ラ・クルス/Restaurante La Botica レスタウランテ・ラ・ボティーカ(マタポスエロス)

野菜、環境を料理する、完璧主義の驚くべき料理人。2011年ベスト野菜料理賞、2008年カスティーリャ・イ・レオン料理人選手権チャンピョン、2004年スペイン・ガストロノミー料理金賞、2005年バリャドリード・ピンチョコンクール金賞、2003年郷土ピンチョ賞、2007年デザートピンチョ賞、2010年マドリード・フシオン会議の発表者、2008年マドリード・ボキューズ・ドール・ナショナル料理選手権ベスト肉料理賞など様々な賞を受賞。 

 

Albert Ventura アルベルト・ヴェントゥーラ/Restaurante Coure レスタウランテ・クオーレ(バルセロナ)、Wall 57 ウォール57(ヴァイドレシュ)

オーナーシェフで、常に新鮮で高品質な食材にこだわったモダン料理、創作料理を提供。ジョルディ・ヴィラやジャン・リュック・フィゲラス同様、人々の生活に豊かさをもたらす、ガストロミーを追求するという信念のもと、優れた料理をつくります。彼のレスタウランテ・クオーレは、料理評価家たちには、都市のタパスのコンセプトをもったローカル料理と評されています。

 

Beatriz Sotelo ベアトリス・ソテロ/Restaurante A Estación レスタウランテ・アー・エスタシオン(カンブレ)

スペインで最年少でミシュランの星を獲得した女性シェフ。2008年料理人コンクール優勝者で、このコンクールで初めて優勝した女性。彼女の料理は、食事する人々を食材の育った大地へと導き、ガストロノミーを通して学びを与えてくれます。5名の女性シェフらとともに、“星付き女性シェフによる乳ガン撲滅キャンペーン”にも参加。

 

Diego del Río ディエゴ・デル・リオ/Restaurante El Lago レスタウランテ・エル・ラゴ(マルベーリャ)

2005年よりミシュラン1ツ星を保持。マルベーリャにあるホテル・ベリャマル養成学校で学んだ後、パリのル・コルドン・ブルー料理学校、その後ロンドンのウエストミンスター大学で経験を積みました。マラガガストロノミー・アカデミーによるポール・シッフ“最優秀シェフ”賞に選ばれ、ディエゴ氏は“0キロメートルのアンダルシア人シェフ”として知られるようになりました。彼の料理の創作性、独創性は料理評論家にも認められ、マラガ料理にも影響を与えています。

 

Rafa Morales ラファ・モラレス/Restaurante Rafa Morales レスタウランテ・ラファ・モラレス(バレンシア)

エル・ブジで14年間ほどフェラン・アドリア氏の右腕として働き、その後アシエンダ・ベナスサの料理長を務め、そこでミシュランの星をふたつ獲得、現在はバレンシアのオテル・バルネアリオ・ラス・アレナスにあるレスタウランテ・ラファ・モラレスに活躍の場を移しています。その創作性と卓越した技術から、フェラン・アドリア氏の弟子の中でも最も優秀な門下生のひとりとして知られています。

 

Álvaro Garrido アルバロ・ガリード/Restaurante Mina レスタウランテ・ミナ(ビルバオ)

パコ・トレブランカ氏、ジョルディ・ブトロン氏、マノロ・デ・ラ・オサ氏のもとで10年ほど修業し、2012年よりミシュラン1ツ星を獲得しています。現在は、最も優秀でバイタリティーのあるバスク人シェフの1人として知られており、旬の食材を活かし、 美食を追求する料理人です。毎日同じものはつくれないという考えで、彼のレストランではシェフのバイタリティーが常に必要となります。デザートも含めて、色彩豊かで、香り豊かで、印象的な味わいのお料理をつくります。

 

 
[出典]
www.diariodegastronomia.com 2013年11月6日掲載記事