D.O.チャコリ・デ・ビスカイア(=バスク語表記:ビスカイコ・チャコリーナ)原産地呼称統制委員会の発表によると、2013年のチャコリ・デ・ビスカイアの収穫量が昨年比で40%減となり、5年前の数値と同量になりました。
また、この数字は、春の天候不良でぶどう樹の成長に非常に大きな打撃を受けて以降に想定していたよりもさらに厳しい数字となりました。
2013年の合計収穫量は1,515,782キロで、そこからD.O.チャコリ・デ・ビスカイアのワインが999,428リットル生産されました。また、遅摘みワインの生産量は3,081リットルでした。この数字は、収穫量2,471,098キロから1,660,814リットルのワインが生産された昨年と比べ、39.83%マイナスとなりました。
また、この結果は、D.O.チャコリ・デ・ビスカイアの過去のデータをみると、1,073,525リットルの生産量だった2008年とほぼ同量で、統計上5年ほど“後退”する結果となりました。
昨年比40%減というのは全体の平均値で、多くの生産者の収穫量が昨年の半分にも達していないというわけです。
ただし、生産量の減少は品質とは関係なく、2013年のチャコリについても、悪天で始まった夏も、7月、8月はぶどうの成熟に適した気候となり、9月、10月も同様好天に恵まれました。そのため、D.O.チャコリ・デ・ビスカイアの2013年ヴィンテージの出来は例年通りの品質を維持していると思われます。
[ 出典 fuente]
www.vinetur.com 2013年12月11日掲載記事
La cosecha de Txakoli de Bizkaia cae un 40%
http://www.vinetur.com/2013121114100/la-cosecha-de-txakoli-de-bizkaia-cae-un-40.html
※この記事は、www.vinetur.com
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