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ワイン用語 Vocabulario de vino

ぶどう品種 Variedades de uva "A-B"

Pedro Álvarez/@ICEX
Pedro Álvarez/@ICEX

【Airén アイレン】

白ぶどう品種。スペインでもっとも多く栽培されている品種。果房は大きく、ぎっしりと詰まっている。アイレン特有のアロマを有するワインとなり、アルコール度数は12〜14℃ほど。シウダード・レアル(51%)、トレド、クエンカ、アルバセテ、ムルシア、マドリードのほか、多くの地域で栽培されている。D.O.ビノス・デ・マドリードの主要品種でもある。

【Alarije アラリヘ

白ぶどう品種。エストレマドゥーラのぶどう栽培地域で多く栽培。カニャメロで最も多く栽培されている品種のひとつ。

 

【Albarello アルバレーリョ

白ぶどう品種。栽培品種として登録されているのはリベラ・デル・ウリャのみで、生産量はごくわずか。しかし、ワインに力強いアロマと個性をもたらしてくれる品種。アルバリーニョとは名前は似ているものの、かなり異なる特徴を有する。

 

【Albarín Blanco アルバリン・ブランコ

白ぶどう品種。アストゥリアス地方を起源とするぶどう品種で、絶滅危惧品種。果粒の色はきらきらとした黄色がかった緑色で、早熟。マスカットのような力強い味わいで、糖度も高い。また、Raposo ラポソ、もしくは、Blanco Verdín ブランコ・ベルディンの名でも知られる。

 

【Albarín Negro アルバリン・ネグロ

黒ぶどう品種。ほとんど栽培されていないアストゥリアスの土着品種で、アルコール度数は中の上で、高い酸が特徴。 

 

Pedro Álvarez/@ICEX
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【Albariño アルバリーニョ

白ぶどう品種。果粒の小さいぶどうで、糖度が高く、グリセリンも豊富で、高品質なワインとなる。ガリシア地方の土着品種で、D.O.リアス・バイシャスのベースとなる品種。ここ数年で飛躍的に栽培量が増加している品種。

 

【Albillo アルビーリョ

白ぶどう品種。比較的ニュートラルなぶどうで、グリセリンが豊富で、口当たりのよいワインとなる。主に、マドリード、アヴィラ、ガリシアで栽培されている。D.O.リベイロの許可品種、D.O.ビノス・デ・マドリードの主要品種で、また、D.O.リベラ・デル・ドゥエロではPardina パルディナの名で知られる。

 

【Alcañón アルカニョン

白ぶどう品種。ソモンターノの土着品種。ワインに軽快感と個性的なアロマをもたらす。

 

【Alicante アリカンテ

黒ぶどう品種。Garnacha Tintorera ガルナチャ・ティントレラの別名。

 

【Aragón アラゴン/Aragones アラゴネス

カスティーリャ・イ・レオン州のいくつかの地域で、Garnacha ガルナチャのことを、アラゴン、または、ティント・アラゴネスの名で知られている。

 

【Bobaso Negro ボバソ・ネグロ

黒ぶどう品種。Bastardo Negro バスタルド・ネグロの別名。

 

【Baladí バラディ

白ぶどう品種。スペイン(特にラ・リオハ)の土着品種で、アンダルシア、カナリア諸島、バレンシア、ラ・リオハで栽培されている。日照時間を多く必要とする品種で、果房は大きく、果粒は密集している。果粒の大きさは大きく、色は黄色。このぶどうからつくられるワインは、淡黄色で、アルコール度数は高くないが、フルーティーなアロマをもつ。他のぶどう品種にブレンドして使われることが多い。また、Baboso Blanco バボソ・ブランコ、Bastardo Blanco バスタルド・ブランコ、Calagraño カラグラーニョ、Jaén ハエン、Jaén Blanco ハエン・ブランコ、Valadí ヴァラディの名でも知られる。

 

【Bastardo Blanco バスタルド・ブランコ

白ぶどう品種。Baladí バラディ参照。

 

【Bastardo Negro バスタルド・ネグロ

黒ぶどう品種。果房は小さく、コンパクトで、果粒も小さく、糖度は高く、酸は中くらい。Bastardo バスタルド(カナリア諸島、ポルトガル)、Batardinho バタルディーニョ(ポルトガル)、Gros Cabernet グロス・カベルネ(フランス)、María Ordoña マリア・オルドーニャ、Merenzao メレンサオ(ガリシア)、Trousseau トルソー(フランス)の名でも知られる。

 

【Beba ベバ

白ぶどう品種。Eva エヴァとも呼ばれる。テーブルワイン用に使用される。Beba de los santos ベバ・デ・ロス・サントス、Beba dorada ベバ・ドラダの別名でも知られる。果房は大きく、密集している。果粒は大きく、丸い形状をしており、色は黄緑色。フレッシュで、フルーティーなワインとなる。エストレマドゥーラの許可品種で、D.O.リベラ・デル・グアディアナで使用されている。

 

【Bermejuela ベルメフエラ】

白ぶどう品種。Marmeajuelo マルメアフエロ参照。

 

Pedro Álvarez/@ICEX
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【Bobal ボバル】

黒ぶどう品種。色素を豊富に含む。議論となるところであるが、良質なロゼワインとなる。特に、バレンシア、クエンカ、アルバセテで栽培されている。

【Bonicaire ボニカイレ】

黒ぶどう品種。バレンシアでは、Embolicaire エンボリカイレの名でも知られる。ムルシア、バレンシア州の許可品種。

 

【Borba ボルバ】

白ぶどう品種。エストレマドゥーラ地方でよくみかける品種。多産型の品種だが、高品質のワインにはならない。

 

【Brancellao ブランセリャオ】

黒ぶどう品種。高品質なぶどうだが、ごくわずかしか存在せず、絶滅の危険がある品種。ガリシアの土着品種で、D.O.リアス・バイシャスの許可品種として検討中。

 

 

[参照 referencia]www.winesfromspain.com